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文鳥の下僕として働く ある飼い主の裁縫の記録
by cotorisuki
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2014年 05月 05日

パターンレーベル シャツワンピの袖口開き解説

 近いうちに入院するかもなー、ということがあって、パジャマ代わりになりそうなシャツワンピを作りました。
 ま、結局入院はせずに済んでいるのですが、この生地、嫌いじゃないです。
 綿55%・ポリエステル45%の混紡で、透け感もなく一枚で着られます。ほどよく柔らかくほどよくハリがあり、しわになりにくいけれどアイロンもよくききます。それでメーター700円。
 パジャマなら綿100%がいいのかなと思わなくもないですが、着ている時間とお洗濯の手間とを考えると、綿ポリ混紡がベストではなかろうか、と。

 開腹手術をするのかなーと思っていたので、前がフルに開いて、かつだらしなく見えないもの、そして売店に行ったりするときに小さいお財布くらいは入れられるようにポケットつきで…と思って、はるか昔に買ったきり放置していたパタレのシャツワンピを。
 ポケットなんて適当なとこにパッチポケットでもつければいいじゃない、とは思うのですが、まあどんなものかな(ニヤニヤ)という感じです。

 最近になって、パタレから普通のシャツのパターンが出て「え、じゃあこれは?」と思ったら、微妙な開襟シャツなのですね…。パターン切って初めて気付きました 笑。
 長さは…20センチぐらい出しましたかねぇ、すいません、忘れました…。

 パタレさんの手順書は、例によって例のごとく「手ぐし」乱発なのですが、その直後に「アイロンをかける」というような指示もあり「そこでアイロン出すんなら、ここもついでにかければいいのでは?」と思う不思議な説明でございました。
 この手順書が分かりづらいのは、生地の裏表がわかりにくいせいもあるような気がします。スラッシュポケットのところで「え? あれ? どっちが表なんだっけ?」と思いつつ間違えて、テキトーにごまかしました、ははは。

 先人のブログを読んで回ると、袖口の剣ボロというか短冊というか…の独特な作り方(だと思うのですが、もしかして一般的なのでしょうか 汗)には賛否両論でございましたが、わたくしはダメでした…。
 要は「行って来い始末」を畳むということなのですが、「行って来い」の説明の次は、すでに折り込んだ状態でステッチのかけかたの指示になっています。畳み方についてはまったくふれずじまい。

 写真が悪くてすみません。上が「行って来い」が終わったところで、その次の説明は下の写真のようになっています。
パターンレーベル シャツワンピの袖口開き解説_b0216265_21571754.jpgパターンレーベル シャツワンピの袖口開き解説_b0216265_21580090.jpg















 形は剣ボロっぽく、先が三角になっているのですが…見ただけでわかるかたっているのかしらん…。
 空間図形の認識力が極端に悪いわたくしには、なんのパズルかと思われましたよ。

 この2つの図の間に入るべき画像は、コレ↓だと思うのです。
パターンレーベル シャツワンピの袖口開き解説_b0216265_22091748.jpg
 これがあれば、ずいぶん違うと思うのですが…。
 どうやってこれが剣ボロになるかというと、こんな感じでございます。
パターンレーベル シャツワンピの袖口開き解説_b0216265_22105905.jpg
 先が三角になりそうでしょう?

パターンレーベル シャツワンピの袖口開き解説_b0216265_22113998.jpg

 こんな感じで、ステッチで押さえる前は、三角の部分が浮いている状態です。

 というわけで「とくに難易度の高いパターンではないはずのものが、手順書によって無駄に難易度が上がっている」としか思えないのでございます。それでいて「わかりやすい!」とドヤ顔で言われても〜…という、いつもの結論に達するわけですが 笑。

「も、もしかしてdisるために作ったの?!」という質問に対しては、半ばYES、半ばNOという感じでしょうか。怖いものみたさというか 笑。

 思えば、職業用ミシンを買ってから、初めて作った台衿付きシャツなのですが、いやー、家庭用の中でもヘボヘボのミシンで作るのに比べれば、100万倍ラクになりました。非力なミシンだと、この剣ボロ部分の何重にもなった部分なんて、とても縫えなかったか、大変な苦労をしてガタガタのステッチを入れるしかなかったと思います。

「入院用パジャマ」という実用一点張りのシャツワンピで、生地もワクワクするようなものではなく、パターンも「これが着たい!」というモチベーションで縫ったわけではないので、楽しくないレポートですみませんすみません。
 もし、作る前や、短冊布部分で「???」となっているかたのお役に立てれば、というだけのことでございます。
 つ、次は着たいものを縫いますっ!

# by cotorisuki | 2014-05-05 22:24 | じぶんのふく(ドレス)
2014年 04月 19日

幼女も二歳になりました

 …すみませんすみません、なんか家庭内がクリミア半島もかくやというような混乱っぷりで、ミシンもいまひとつ、ブログはいまふたつでございました、ううう。

 2月には、幼女父の誕生日があり、リクエストを聞くと、
「こんなオッサンよりも幼女に…。丸衿ポロは大層重宝していると妻が申しておりました」
とのことで、丸衿ポロを作ることにいたしました。

 前に作ったのは、ボズ工房さんのポロシャツだったのでございますが、もともと男の子向けのパターン屋さんで、角衿をテキトーに丸衿に描き替え、前の打ち合わせもアドリブで左右逆にしていた…というのはすでに書いたと思いますが、そもそもヘンリーネックが苦手(何着作っても、なぜあの形に仕上がるのか理解しておりません…)なのもあって、なにかよいパターンはないものかと探していて見つけたのがこちら。


幼女も二歳になりました_b0216265_12561544.jpg
パターン:POLKA DROPSさん おんなのこポロ(サイズ90)
生地:J&Bさん 定番 綿スムースニット

 胸の下に切り替えがあるので、わたくし的鬼門のヘンリーネックを作らなくてよいというスグレモノでございます 笑。
 無料ダウンロードパターンで七分袖があったのですが、袖口が広がっていてちょっと実用的でないかなぁ、と袖山のラインだけいただいて、ボズ工房さんのポロシャツの袖を流用しております。

幼女も二歳になりました_b0216265_13065817.jpg
 省略してもよいのでしょうけれど、裏衿と縫い代とを裏コバで止めるように指示があります。ちっさい衿なのでわりと面倒ですが、やはりやったほうが落ち着きがよい気がいたします。表衿と裏衿とは大きさが違って、パターン通りに作るとちゃんと裏衿が控えられるようになっていたり、けっこう芸が細かいのでございます。

 実は、この少々面倒な衿と、前ヨーク部分と後ろ身頃とを合体させるところまで作ってから、ヨソさまのブログを徘徊してわかったことがありました…。
「このパターン、90と100サイズは前開きが小さくて、娘の頭があと1ミリでも大きくなったら入らない…」。

 な、なんですとー!
 よくよく観察してみると、そうおっしゃるかたのほとんどが衿付けをロックミシン始末でなく、バイヤステープ処理していらっしゃいました。わたくしも、まだ幼女のお肌、しかも皮膚の薄そうな首周りにロックミシンだけだと、こすれて痛くなったりするのでは?と思ってバイヤス始末にしておりました…。

「衿+前ヨーク+後ろ身頃+バイヤス始末」をふた組も作っていたのを、泣く泣く放り捨て、父親に似て頭のお鉢が大きいという噂の幼女のために、前ヨークの開きの長さを2センチ延長し、後ろ身頃も裾を2センチ出したパターンを引き直しましたよ、すんすん 泣。

 三月末、超早生まれの幼女は、この春から幼稚園に行くらしいのですが、説明会などで「ひとりで脱ぎ着できるものを!」としつこく言われたとのことで、前開きはボタン留めとプラスナップ留め、どちらがいいのかわからないまま、とりあえず今回はプラスナップにいたしました。幼女母に尋ねても、彼女もどっちが簡単なのかわからないそうで…。個人差もあるでしょうから、なかなか難しいものでございます。

 そして、去年とサイズ違い、色違いのフリフリのワンピースでございます。

幼女も二歳になりました_b0216265_12533577.jpg
幼女も二歳になりました_b0216265_12543186.jpg

パターン:ham*aさん ローウエストワンピース(サイズ90)
生地:C&Sさん フレンチコーデュロイ あずきミルク、
        リバティ Jenny’s Ribbons あずきミルク

 …C&S信者で「おリバさま〜♪」とか言いそうなアラサーのママ友さんに妬まれそうな「いかにもっ!」な組み合わせを意識してみました 爆。幼女母は、そのへんまったく無頓着なので楽しいです 笑。

幼女も二歳になりました_b0216265_12553060.jpg
 去年は三つ巻き修行でしたが、今年は巻きロック修行でございます。送りの間隔を0以下にして、フットコントローラーべた踏みでも進んでいるのかどうか怪しいぐらいにすると、なかなかこってりいたしました。

 そして、幼女は当然のことですが、夫たるわたくしの友人も、母の日のプレゼントなどという気のきいたことはしそうもない人なので、かなり早めの母の日のプレゼントとして、オソロのポーチを。


幼女も二歳になりました_b0216265_13395189.jpg

 口金を使ってぱかっと開くタイプのポーチ、作ってみたかったのでございます。
 内布もオソロにしようかと思ったのですが、少しオトナっぽくForgetmenotsにしてみました。すみません、写真暗くて。しかも「方向性があるから気をつけねば!」と思いながら、まんまと間違えてしまいました、すみませんすみません 泣。

 この柄、わたくし的ステキリバティの第3位に入るのではないかと思うくらい気に入っていて、C&Sさんでビニコとキルティングも買ったのですが…バッグの内布しか使い道が思いつきません! 泣。ビニコとかどうすればー…。

 年度始めということもあり、調子に乗って、自分用にもペンケースとして口金ポーチを作りました。
幼女も二歳になりました_b0216265_13575218.jpg
幼女も二歳になりました_b0216265_13572384.jpg
 はい、外はLODDEN、中はDRAGONISTA、ヲレ的最強の組み合わせでございます。
 京都のトランテアンさんが、
「日本ではリバティといえば小花柄が人気だけど、こういう柄こそリバティらしいと思うのに…」的なことをおっしゃっていたけれど、大きな柄は柄合わせに用尺がかかる(そしてリバティはお高い)から、というのも理由のひとつではないかしらん、と思いました。あ、このペンケース、表も裏も柄合わせなんか考えておりません、わはは。
 ワイヤー口金のポーチ、少なくともペンケースサイズで作るときは、ファスナーが金属製だと重くなって形が崩れやすい、ということがわかりました…。







実はいろいろ作ってはいたのですが…
# by cotorisuki | 2014-04-19 14:28 | ひとのためならず